司会(以下、司):皆さん、こんばんは…本日はこの冬の連続ドラマについて、緊急座談会を開催します。
―拍手―
司:この冬の連続ドラマもいよいよ折り返し点にやってきました。
ここ数年でも稀に見る話題作揃いの今クール、全体的に視聴率もまずまず好調のようです。
それではまず本日の座談会にご参加いただきますパネリストの皆さんをご紹介しましょう。
いずれの方も自他共に認める筋金入りのドラマフリークでいらっしゃいます。
まずは司会よりそれぞれのご紹介を兼ねて、プロフィールなどを簡単にお伝えいたします。
皆さん、どうぞ大きな拍手でお迎えくださいますようお願いいたします。
―拍手―
司:まず最初にご紹介しますのは『ちばでし放送協会』の専任理事“りばて”さんです!
りばて(以下、り):徹夜呑み明けでボーっとしていますが今日はよろしくお願いします。
司:りばてさんは「金八先生」通としても知られていますね?
り:はい。青田買い大好きなんで。
司:は?
り:あ…いや…はい。
司:ドラマは昔から好きだったのですか?
り:はい。「ふぞろいの林檎たち」シリーズとかとにかくのめり込んじゃうドラマが好きですね。
司:なるほど…では本日はよろしくお願いします。
り:よろしくです!
司:続いては『エムシーエヌ723』のキャスターとしてお馴染みの“ちゃみん”さんです!
ちゃみん(以下、ち):今日も熱く語りたいと思いますのでよろしく。
司:ちゃみんさんは、ときどき番組のHPのコラムなどでもドラマについて語っていますね。
ち:そうですね…でも前クールはいろいろあってほとんど連ドラ見てないんですよね…。
り:「ラスクリ」も3話以降がまだなんでしょ?
ち:それを言われると…その前に「やんパパ」とか「最後の家族」とかも放置したままで…。
司:ダメじゃん!!
ち:あうっ…。
司:そういえばお二人は『やよさゆ評議会』の議長と副議長も兼任されておりまし……。
り:議長のりばてと!
ち:副議長のちゃみん!
り&ち:二人合わせてだぶるゆぅ〜でぇーす!!
司:へ?
り:申し訳…。
ち:お約束なんで…。
司:…あ、すみません…放っておきましょう。
次の方をご紹介します。
アイドル評論家で麗奈坂教会の牧師さんでもあられますマコレーナ・カスミンスキさんです。
カスミンスキ(以下、カ):どうも…よろしく。
司:カスミンスキさんは来日してもうどれくらいになりますか?
カ:そうですね…8年くらいかな。
司:日本語がお上手ですね?
カ:は…でもシャイなんで…こういう場は苦手です…。
ち:カスミンスキさんはマイク持たせると元気になりますよ!
司:そうなんですか?
カ:いえ…別に…その…はい。
司:でも本日はピンマイクなので…頑張って発言してくださいね。
カ:了解です。
司:さて、まずは3人それぞれに今クール見ているドラマと注目点などを語っていただきましょう。
りばてさんからでいいですか?
り:あ、はい…緊張するな…。
えっと一応注目しているドラマは「義経」「救命病棟24時」「優しい時間」「3年B組金八先生」…。
「不機嫌なジーン」も竹内結子が好きなんですが、ちょっと4話くらいたまっちゃってます…。
ち:月9の呪いがりばてさんに移ったな…。
り:あはは…というか…共演者に難がありで…。
ち:あ!それは同感ですね…なんか華がない役者ばかりというか…あ、すみません…話をどうぞ…。
司:なるほど…それぞれのドラマについての感想はいかがですか?
り:「救命病棟24時」は第1シリーズで研修医だった松嶋が月日を経て立派に成長し、
今や研修医を育ててる設定に、そして台詞に感慨深いものがあります。
須藤理彩さんが好きなんですが今回から出ていないのが残念です。
しかしながら毎週必ず泣かしどころがあるんで見ていて面白いですね。
司:ナースの桜井ゆき役でしたね…須藤さんは。
り:そうですね。
「優しい時間」…倉本ドラマは連ドラマより改編期に長時間やってもらう方が見甲斐があります。
1時間だと若干物足りなさを感じます。
北海道という広大でゆっくり時が進んでる感じがドラマから感じ取れて好きです。
各人ともいろんな過去や影のある人物設定、描き方がさすがだと思います。
個人的には長澤まさみさんにハマっております。
セカチュー…映画は観に行かなかったんですが、友人にDVDを借りてハマったクチです。
カ:セカチューいいでしょ!?ドラマの方もすっごくよかった…もう…毎週毎週待ち遠しかった。
今度、ドラマのロケ地めぐりしようと思ってるんです…あーまたDVD見たくなってきた…。
いいなー綾瀬はるかちゃん…好きだなー。
司:カスミンスキさん?どうされたんですか?
ち:カスミンスキさん…話が逸れてる逸れてる…綾瀬はるかじゃないから…。
カ:長澤まさみちゃんもかわいいですよねー。
司:はあ…。
ち:そうじゃなくて…すんません…カスミンスキさんはセカチュー毒なんで…ほんともう…。
り:長澤まさみたん…。
司:…。
では続いては金八先生のことを聞いていいですか?りばてさん。
り:あ、はい。
まず第一に武田鉄矢が好きなんで観てます。
あとは毎回芝居の下手な生徒がどんどん成長していくのがいいですね。
ドラマなんで多少ありえない設定ではありますが…
その時代の背景をよく勉強して脚本を書いてるなと思います。
今回のメインは、やよとしゅう。後々の俳優活動に大きく影響を及ぼしそうですが…
今は与えられた役を立派に果たしてるという印象ですね。
ただ、もうちょっと他の子にもスポットを当ててほしいなというのが毎シリーズ感じます。
石田未来あたりはもっと出してやらんと飼い殺しって感じがしてかわいそうです。
あとは狩野伸太郎の演技力がズバ抜けててこちらは将来が楽しみです。
司:ふむふむ…さすがに「金八先生」通だけあって熱くなりますね。
り:あ、いえ…でもこれだけの高水準のドラマを20年以上も持続しているのはすごいと思います。
ち:伸太郎は最初ものすごくうざかったですけど…慣れてくると存在感がいいアクセントになってるね。
しかし…やよ…だな。
り:やよですな…。
司:その話は長くなりそうなのであとでお時間とりますから…。
り&ち:はいっ!!
司:りばてさん、他にはどうですか?
り:はい…最後に大河ドラマ「義経」について話させてください。
名優をそろえて起死回生を狙うNHKの心意気を感じます。
ただ滝沢くんは芝居が下手ではないと思いますがちょっと影が薄い気がします。
まだ序盤戦なんであまりたいしたこと言えませんが…
義経対平家、義経対頼朝の対立と義経の武勇には期待してます。
あとは上戸彩ちゃんとごっちんがどれだけ“らしさ”を出すかでしょうね。
大河という大波に飲まれず、のびのびやってもらえると嬉しいんですが…。
司:ありがとうございました。
司:では続いてちゃみんさんにも同様の質問をお聞きしましょうか?
ち:えー一応最初から見ているドラマは「Mの悲劇」「不機嫌なジーン」「救命病棟24時」とか…
もちろん「3年B組金八先生」は欠かせませんし「ごくせん」も楽しんでいます。
でもやっぱり木曜の3本「富豪刑事」「H2」「優しい時間」かな…ここが一週間のピークですね。
司:なるほど…確かに今クールは頑張っていらっしゃるようですね?
ち:木曜の22時台のバッティングには泣かされています。
司:ではそれぞれのドラマについてはどうですか?
ち:「不機嫌なジーン」はりばてさんの言うように共演者がちょっとなぁー。
「ランチの女王」みたいなアクティブな竹内さんが好きなんで今回の設定は面白いですけどね。
何がダメって南原教授のキャラクターが好きになれない。内野さんもこういうのなんか似合わないし…。
さっき言いかけたことだけど女優陣も含めてなんか華がなくて「愛犬ロシナンテの災難」みたい。
それと脚本の出来と演出が合ってない気がして、CGとかの遊び心も活かしきれてないですよね。
司:なかなか手厳しいですね。
ち:だって実際に最近はCM中に「TVタックル」とか見ちゃうと戻るの面倒になっちゃう。
司:あら…。
ち:あ!でも最近やっとこのドラマで気になっていたことが分かったんです!
司:といいますと?
ち:あの仁子…竹内さんのボーイフレンド…どっかで見た顔だなーってずーっと気になっていたんです。
それがこの前やっと思い出して…
映画の「青春ばかちん料理塾」で後藤真希と争ったあの男だって!
り:ガッテム!!ごっちんを泣かせた奴!!
司:りばてさん?
ち:りばてさんはごっちんファンなんですよ。
り:このぉ〜ばかちんがぁ〜〜!!
司:先を続けてください。
ち:はい。「ごくせん」は正直こんなに視聴率取れるドラマだと思っていなかったんですよ。
でもふたを開けたら25%超えはあたりまえみたいな勢いですよね。
設定的には前作と同じだし、生徒役の共演者もなんか二番煎じっぽくないですか?
ジャニーズ枠の土9に移動したから仕方ないけど、松潤とかと比べて亀梨&赤西も魅力ないし。
まあこのドラマは仲間由紀恵の演じるあのヤンクミのキャラクターがすべてなんでしょうけどね。
原則一話完結なので毎回ゲスト出演に注目してます。
第4話で女子中学生役で出てきた秋本未莉って子にびびっときたんですけど…。
り:未莉たん…。
ち:りばてさんはノーチェックだったそうで…。
で先週はいきなり若槻千夏とか…これからもいろんな変化球で攻めてきそうですね。
司:木曜の3本はどうですか?
ち:「富豪刑事」は深きょんに尽きますよね。
去年の映画「下妻物語」でも注目していたんですけど、この子は未だにヘタウマの魅力があって…。
まあ設定的には完全にテレ朝の深夜ドラマ枠のテイストなんで、真面目にみたらアホらしいですけどね。
なんか以前の「リモート」の婦人警官役といいこういう硬い役どころをやるといい味が出ますね。
でもこちらの婦人警官役の野波麻帆とかが安っぽい感じでもったいないです。
せっかく「こちら本池上署」では本庁に栄転したのに…。
カ:「H2」はどうですか?
ち:あ、カスミンスキさんの一押しドラマですね。
正直「優しい時間」とどちらをメインに見ていこうか迷っていました。
最初は「優しい時間」を見ながら「H2」を録っていたんですけどどうもしっくりこない。
りばてさんもおっしゃったようにこのドラマのゆったりとした時間の流れはじっくり見たいですね。
だから最近は「H2」を見ながら「優しい時間」を録って、あとでゆっくり見ています。
「H2」に関してはあだち充=アニメのイメージがあってなかなか掴みづらい部分があります。
ただカット割りやカメラの動きや台詞の置きかたも完全に劇画タッチですよね…そこが好きです。
あと石原さとみちゃんにはもっと派手に転んで欲しいですね。
カ:市川由衣たん…。
ち:あ、市川さんもかわいいですって…女子高生には見えないけど。
カ:由衣たん…。
司:以上ですか?
ち:「救命病棟24時」は文句なく今クールで最大の話題作だと思います。
江口洋介と松嶋菜々子が並んでクレジットされるところに時代を感じますね。
あと「Mの悲劇」はひさしぶりに嵌った日曜ドラマです。
ちょっとありえないほど強引なサスペンスなんですけど、共演者たちがみんないい味を出してます。
吾郎ちゃんはマジでうまいと思います。
司:ありがとうございました。
司:では、カスミンスキさんにお願いします。
カ:はい。
えっと…とりあえず第1話を観た作品は…「不機嫌なジーン」「救命病棟24時」「みんな昔は子供だった」
「富豪刑事」「H2」「3年B組金八先生」「ごくせん」「Mの悲劇」…こんなところですね。
司:ほーこちらも頑張っていますね。
カ:でも見続けている作品は「救命病棟24時」「H2」「3年B組金八先生」「ごくせん」くらいかな。
司:あれ?どうしちゃったんですか?
カ:期待していた割にはいまいちの作品が多くて…。
司:なるほど。
カ:まず「富豪刑事」なんですけど…脚本が「トリック」と同じ蒔田氏ですよね。
なので全体の雰囲気は「トリック」のそれに近いけどいい意味で毒々しさがないかな。
せっかく個性あるキャラがいるのにあっさりし過ぎな感じがするんです。
ち:カスミンスキさんは「トリック」好きでしたよね?
カ:えーまあ。でも今回はトリックが異常すぎる感じもするけど。
司:先を続けてください。
カ:はい。次に「金八先生」ですがまったく伏線もないので展開が唐突すぎな感じがします。
1話2話あたりではまったく触れていなかった生徒達の関係が後付け設定のような感じがする。
り:その辺の展開っていつものパターンですよね?
ち:妊娠・出産から始まって校内暴力・いじめ・ひきこもりとか、やれることは全部やっちゃったしな。
司:前シリーズは性同一性障害というちょっと角度の違うテーマでしたね。
り:確かに前回のテーマはちょっとイレギュラーすぎて学校の問題と離れちゃいましたね。
カ:それで今回は覚せい剤ですよ…最初はDVの線でいくと思っていたのに気づいたらそうなってて。
司:その辺のことも含めて後ほど話していきましょう…続けてください。
カ:あ、そうですね。
「ごくせん」ですが学校や生徒達は変わっけどやっていることは前回と同じですね。
そしてお約束な展開…逆にそれが視聴者には分かりやすく受けている要因かもしれないですね。
ちなみにうちの親は「ごくせん」を毎週楽しみにしてます。
司:あ、カスミンスキさんのご両親も日本在住でしたね。
確かにストーリー展開も単純だし分かりやすいですよね。
カ:今クールの自分の一押しは「H2」です。
原作は読んではないのですが、逆に読んでいない分違和感がないので素直に観ることが出来るのかも。
演出はセカチューで青春純愛学園ドラマが撮れることが判明した堤幸彦氏。
主人公を演じるのはセカチューでサクを熱演した山田君。
ち:あ!カスミンスキさんの大好きな堤演出だったのか…気づいてなかった。
司:意外にもあっさりテイストで演出も他の作品ほどくどくないですよね。
カ:この物語の主人公国見比呂は感情をほとんど表に出さない性格と言うことで…。
ち:カスミンスキさんみたいだ…あ、ごめんなさい…。
カ:あはは…山田君がどのように演じていくかが今回のテーマみたいです。
春華役の石原さとみはまさにハマリ役…彼女が登場するたびになんか癒される感じ…
原作は比呂とひかりが中心で描かれているのに対してドラマは比呂と春華を中心に描いていくようです。
他の登場人物もいい感じです。
堤氏が得意の小ネタがあちこちに散りばめられているのでそれを探すのも楽しみのひとつですね。
後半、比呂・春華・英雄・ひかりの4人の心境など丁寧に描かれることに期待します。
ち:あれ?市川由衣さんは?
カ:…由衣たん…。
司:さてでは次に進みたいと思います。
司:ここからはそれぞれのドラマについて今後の期待なども含めて語っていただきます。
まずは曜日の並びで日曜の「義経」からいきましょうか。
り:まず役者たちの顔ぶれがやっぱりすごいですよ。
渡哲也の清盛なんてもう身震いがするくらいはまり役でしょ?
ち:僕はちゃんと見はじめたのは3話くらいからなんですが、確かに団長の清盛は圧巻でした。
り:でしょ?自分的には稲森いずみの常盤御前もなかなかいい感じだと思ってます。
ち:稲森さんて昔から脇で輝くタイプですよね…
といってもけして名バイプレイヤーとかじゃなくて、脇にいることでものすごい存在感が出てくる。
り:そうかもしれないですね…ロンバケの桃ちゃんとか「天気予報の恋人」の早知とか…。
司:今回の「義経」は若手女優の皆さんが注目ですが?
り:そりゃもう…なんていったって上戸彩ちゃんのうつぼとかいきなり「あずみ」っぽくていいな…。
ち:ごっちんの能子の登場が4月までずれ込みそうなのが残念ですけどね…。
カ:石原さとみちゃんの静御前も5話から出てきました。
司:りばてさんもおっしゃっていましたが、主演の滝沢君の義経役はどうですか?
り:悲劇の武将にしてはやっぱり奇麗過ぎるかな…イメージ的には牛若丸止まりって感じで。
ち:まだちょっと緊張して収録に臨んでいるような感じもしませんか?
り:そうですね。きっと物語が進むにつれてこなれてくると思いますけどね。
司:一年の長丁場ですからこれからじっくり見ていくことになりそうですね。
次に「Mの悲劇」ですが…これはちゃみんさんしかチェックしていないのかな?
ち:実はハセキョーってあんまり好きじゃないんですよ。
だから最初はちょっと二の足を踏んだというか…でも見始めたらどっぷり嵌っちゃった。
り:ハセキョーってまだ女優さんていうイメージがしないんですけど?
ち:そうですね。でも藤原紀香とか米倉涼子なんかよりずっとドラマ畑が合ってる気がするけど…。
司:ちゃみんさんが注目するのはやっぱり主役の稲垣吾郎ですか?
ち:そうですね。あと相変わらず棒読みの吉岡美穂とか…。
司:では続けて「不機嫌なジーン」にいきましょう。
り:竹内結子はいいんだけどなぁ〜…やっぱり他のキャストがな〜。
ち:このドラマって実は時間軸が入り組んでいてすごく分かりにくい構造なんですよね。
現在からスタートしてすぐに5年前に遡って、その1年前のロンドンでの修羅場があって…
で結局今流れているのはすべて過去の物語なんですよね。
司:そう言われてみるとそうですね。
カ:学者という設定だから仕方ないけど、いちいち恋愛に理屈をつけて説明するのがいらいらするかも。
り:とりあえず結子りんはかわいいんで…。
ち:さっきも話したけど、やっぱり物語の設定が「愛犬ロシナンテの災難」なんだよな〜
司:どうやらこれからの展開次第ということになりそうですね。
り:結子りん、がんばれ!
司:さて皆さんの評価が高いのが「救命病棟24時」ですね。
前2作と比較してどんな印象ですか?
り:まずは松嶋菜々子演じる小島楓が戻ってきたのが大きいですよね。
江口洋介一人だとただの天才外科医のお話になっちゃうけど、今回はかなり設定も凝っている。
ち:しかし第1話の放送中に実際に地震が起きてテロップが出ちゃったときはちょっと焦ったね。
カ:あまりにもタイミングよすぎたけど、あれでさらに物語にリアリティが出たかもしれないですね。
司:キャスト的にはどうですか?りばてさんからは須藤理彩がいないってお話が出ましたけど。
ち:最初のキャスティングを見て、京野ことみちゃんとか小栗旬くんとかも全部病院の人だと思った。
そしたら全然関係なくて、結果的にあの病院に集結してくるまで別々の物語になってた。
り:逆に病院内の人たちが今ひとつって気がします…ただし医局長の香川照之はすごい。
ち:今回の研修医役は川岡大次郎くんだけど、やっぱり前作の伊藤英明みたいなインパクトは無いね。
カ:ナースたちも今回は地味ですよね…MEGUMIなんていきなり家に帰っちゃうし。
ち:あと意外だったのは仲村トオルがめちゃくちゃ嫌なやつかと思ったらいい人だった。
り:大泉洋は宮迫博之の代わりなんだろうけど、これから見せ場があるのかな?
ち:日比谷先生役の小市慢太郎は谷原章一の代わりね…舞台出身らしいけどなかなかいい味出してます。
カ:主題歌はシリーズではお馴染みのドリカムですが、今回もいい曲書いていますよね。
り:でも石黒賢が出てきたときは「ここは天真楼病院か!?」とか思っちゃいました。
ち&カ:ああ…。
司:いずれにしても今後も目が離せないドラマといえそうですね。
ち:最終回には香坂先生が帰ってきたりして…。
り&カ:ある。ある。
カ:新シリーズでは司馬先生が復活したりして…。
り&ち:それはない。ない。
り:でも「エイリアンVSプレデター」みたいに進藤と司馬が対決する特番とか見たいな。
司:ちょっと話がずれてきましたが…。
司:では問題の木曜日にいきましょう。
カ:「富豪刑事」は素直に娯楽作として見るしかないですよね。
り:確かにカスミンスキさんのいうように、トリックが大味すぎて話にならないですよね。
ち:美和子の「ちょっとよろしいでしょうか?」てのがもう流行語になっているとかいないとか…。
カ:「じっちゃんの名にかけて!」みたいなもんですかね。
り:「よし!分かった!」ってのもありますよ。
ち:とりあえず金田一からは離れましょうよ…それにしてもめちゃくちゃなキャスティングですよね。
り:山下真司はほとんど「ケータイ刑事」だし…。
カ:西岡徳馬は「こちら本池上署」との落差がありすぎ…。
ち:升毅を見るとどうしても「ショムニ」の社長さんを思い出します。
司:まあ肩の凝らない娯楽作品ということですね。
ち:主題歌がなぜ「愛のメモリー」なのかが今ひとつピンと来ません…雰囲気は合っていますが。
カ:あれって及川光博が歌っていたんですね…最近気づきました。
司:さて10時台の2本にいきましょうか。
カ:由衣たん…。
ち:さとみたん…。
り:まさみたん…。
司:…それはいいですから…先に「優しい時間」ですが…。
り:やっぱりドラマは脚本ですね…こういうドラマを見るとそれがよく分かります。
さすがに倉本作品だけあって、行間に至るまできっちりと役者の呼吸が感じられていいですね。
ち:実は「北の国から」とかあまり真剣に見ていたタイプじゃないんですよ…なんか肌に合わなくて。
だから今回も比較的楽な気持ちで見ているんですけど、それがよかったのかな…嵌りました。
り:「北の国から」は親子の物語ですけど「優しい時間」はむしろ人間観察の方に比重がありますね。
あの雄大な自然の中で生きている人々の思いをそっとすくい上げるような演出がいいですね。
ち:ただ純朴だとかいうだけでは人は生きていきづらくなってきましたしね…それは都会も田舎も同じ。
司:そういう意味ではかなり問題提起も今回はされてますよね…それぞれの罪の意識みたいな部分で。
り:そうですね。結局自分を見つめなおすっていう視点を考えるとどうしても北海道になるのかな…。
ち:毎回ゲスト出演の役者さんがいますがこれもさすが倉本ドラマっていう感じで豪華ですね。
り:第1話の時任三郎と手塚理美夫婦っていうのは泣かせますね。
「ふぞろいの林檎たち」の健一と陽子が結婚するとこうなるのかなって…。
ち:2話では田畑智子、3話では清水美砂でした…これからもちょっとゲストは注目ですね。
司:一方の「H2」の方は一転して原作ものになります。
カ:あだち充の作品てアニメ化は多いけど実写の連ドラは初めてじゃないかな?
ち:そうかもね…映画では「みゆき」があったけど、ドラマとか記憶に無いね。
り:どうなんですか?その実写版の「H2」は…。
ち:ん〜さっきも話したけどテイスト的には劇画タッチなんで面白く出来ていますよ。
ただ…やっぱり役者さんたちが設定年齢より年上なのが残念だな。
カ:実年齢にほぼ近いのは春華役の石原さとみちゃんくらいかも…あと中尾くんもか。
り:3BのOBだ。
ち:あと意外にも嵌ってるのが的場浩司の監督役かな。
それと石野真子と柳沢慎吾が夫婦役で主人公の両親っていうのも時代を感じるなぁ。
司:そういえばちゃみんさんは石野真子のファンだったんですよね。
ち:あ、いや…歳がばれますって。
司:すみません…そういえば今度はあの「タッチ」が実写で映画化されますね。
り:まさみたん。
ち:そうそう…浅倉南役が長澤まさみなんですよね…なんか今はドラマの裏表で闘ってるのに…。
司:どうなんですか?長澤まさみで「タッチ」というのは?
カ:悪くないんじゃないですかね…すごい真っ直ぐな女の子の役だし。
ち:ただ南ちゃんは髪が長い子なので今のショートヘアだとイメージが合わないかもですね。
り:まさみたんが演じるなら…どんな役でも…。
司:まあまあ…ここは冷静になって…りばてさん。
カ:でドラマの話に戻りますけど、視聴率的にはどっちが優勢なんですか?木10は…。
ち:あ、資料がありますので…ちょっとお待ちください。
司:関東のデータならこちらにもありますからお伝えしましょう。
ち:あ、よろしくお願いします。
司:第1話では18.5%対13.0%で「優しい時間」が圧勝ですね。
第2話ではともに13%でドロー、第3話では14%対11.5%で「優しい時間」
以下すべて「優しい時間」がリードで第4話が13.5%対11%、第5話が14%対12%となってますね。
り:意外と拮抗しているんですね。
「優しい時間」が若干優勢なのは、倉本ドラマというネームバリューと木10のブランド力ですね。
ち:でも「優しい時間」はもう少し話題になると思っていたけど…。
カ:やっぱり「北の国から」が偉大すぎたんでしょうね。何をやっても比較されちゃうし。
り:あとはメインキャストの寺尾聰が地味すぎたのかな…
今回は作品のテーマが今ひとつはっきりしないから、キャストで引きつけていかないと厳しいな。
司:さて時間も限られてきましたので金曜土曜は一気にいきましょう。
り&ち:やよ!!
司:あはは…では「3年B組金八先生」からいきますか。
この作品だけは前クールから引き続きになりますが、年明けの特番でひと区切りついた感じです。
ち:あの特番はなんかあっけなかったというか、あっさりしすぎていたというか…。
り:まあいきなり鶴本直を出してきた時点で、前シリーズの同窓会的な雰囲気はあったんですが…。
カ:とりあえず今クールに入ってからはしゅうに尽きますね。
り:しゅうですね…。
ち:毎回、テレビの前で「しゅ〜う!!」って心の叫びを発して見てます。
カ:つらいですよね…というか救いがなさ過ぎますよしゅうの場合。
り:家庭内暴力に…寝たきりの父親に…やくざの襲撃に…親友の自殺未遂に…最後はヤク漬け。
司:なんとなく今回のシリーズの問題点がすべてここに集約されちゃってますね。
ち:その意味では兼末健次郎のケースに近いですよね。
り:でも健次郎は自分からいろいろ動いたけど、しゅうはずっと黙して語らずだから…。
カ:金八先生自身も前シリーズあたりから自分で解決できないような大きな問題を抱えますしね。
ち:金八っつぁんだって一人の教育者である前に一人の人間ですからね…スーパーマンじゃない。
カ:だから耕作の白血病やら、乙女の恋人やら、いろんな部分であたふたするんですよね。
ち:最近思うんですけど、こんなうるさい生徒のいるクラスって実際にはありえないですよね?
り:まあドラマだからといえばそれまでなんですけどね…
カ:確かに今の子供たちは声高に訴えることよりも、むしろもっとクールに静かに座ってるかもなぁ。
ち:重さんとかが教室で騒いでいる姿って想像できないし…。
り:あ…さゆみんも今中3だ。
ち:以前ブブカに抜かれた夏のセーラー服姿かわいかったなぁ〜。
り:あんな可愛い中学生いたら先生困っちゃうぅ〜〜。
ち:一度父兄参観にいきたいっす!
り:いいなー一緒に給食とか食べたい…はあ…。
司:あのぉ〜話が…。
ち&り:申し訳!
カ:れいなたんのセーラー服想像中。
司:カスミンスキさんまで…。
カ:でもジャージ姿の方が多かったりして…。
司:さ、ドラマの3Bに戻りますよ!!
では今後の展開を予想してください。
り&ち:やよ!!
司:やっぱりそこですか…。
カ:でもやよは先に進路決まっちゃいましたよ。
ち:そうなんだよなー最後にやよでひと波乱と予想していたのに…パン屋さんになっちゃった。
り:やよの焼いたパン売り出さないかな…TBSショップで。
ち:喰いてー!!
カ:うさぎちゃんの形していたりして…。
り&ち:うさちゃんぴ〜〜〜すぅ!!
司:もう歯止めが利かないようですね。
ち:あれ?りばてさんはほかに気になる子がいるんでしょ?
り:はっ!
カ:え?そうなんですか?
り:上脇結友たん…。
司:えーっと…坪井典子役の子ですね。
カ:あ、車掌に告られた子だ!でも僕はその隣の石田未来たんが…。
ち:そういやー石田未来もまだ見せ場が無いですね。
り:結友たん…。
ち:あと金八先生の出欠を取るときに「ナカザワユウコ」って名前に反応しちゃいます。
カ:あ、確かに一人いますね。
ち:あと、なっちゃん…。
カ:へ?
司:もしかして大胡あすか役の清浦夏美って子のことかな?
カ:後浦なつみみたいだ!
り:福田沙紀たん…。
ち:それもあったかぁ〜。
司:で今後の予想は?
カ:多分しゅうが無事に卒業するまでが徹底的に描かれていきそうですね。
あと卒業生代表として答辞に立つのはきっと弥生ですね。
ち&り:やよ〜〜〜!!
司:さて同じ学園ものでも「ごくせん」はどうでしょうか?
カ:「ごくせん」はあの井上順の理事長が学校を潰すとか何とか始めるんでしょうね。
ち:でもって3Dの面々が身体を張って阻止しようとして大事件勃発。
カ:そしてヤンクミが全部の責任を背負って学校側と対決!
ち:最後は大江戸一家も巻き込んでの大騒動!
カ:結局「GTO」ですな。
ち:ですね。
り:未莉たんはもう出ないの?
ち:出ません!
司:さてそろそろまとめに入りたいのですが…お一人ずつよろしいですか?
ち:じゃあ僕から…。
とりあえず「救命病棟24時」は目が離せませんね。進藤ワールドもこれからだと思います。
あとは「Mの悲劇」も最後までドロドロしそうなので要チェックでいきます。
り:まずは「義経」を一年間しっかり見続けることを決意しています。
「優しい時間」もじっくり楽しんでいきたいですね。
「3年B組金八先生」ももうひと山ありそうなので目が離せません。
カ:僕は「H2」ですね。これから登場人物たちがどう絡んでいくのか気になります。
それとやっぱり「3年B組金八先生」は最後までいろいろ考えさせてもらいたいです。
司:では最後に今クールの流れを踏まえて春シーズンに向けての思いなどを聞かせてください。
今度はカスミンスキさんからでいいですか?
カ:あ、はい。もうこれは日曜ドラマに尽きるんですよ!
ち:綾瀬はるか出演の野島ドラマですね?
カ:そうです。今度の野島作品は「ひとつ屋根の下」みたいな路線らしいので期待してます。
ち:野島ドラマは「仔犬のワルツ」で痛い目にあったからな…今度はしっかり見せて欲しいですね。
カ:主演はその「仔犬のワルツ」に出ていた市原隼人くんみたいですね。
ち:あと神木隆之介も弟役で出ます。
り:神木はライバル!!
司:は?
り:上戸さんの乳さわった!!
ち:あ、映画「インストール」ですね…。
り:絶対に負けない!!!
ち:まあ、りばてさん子供相手に…。
司:ちゃみんさんの注目は?
ち:月9にキムタクが戻ってくるんです…前回の「プライド」は見なかったので今度は見ようかと…。
カ:レーサー役らしいですが、まだ共演者とかまったく見えてこないのが気になりますね。
り:やっぱり上戸さん…。
司:「アタックNo.1」ですか?
り:鮎原こずえの実写のイメージがつかめないのですが「エースをねらえ!」に続いて期待してます。
カ:「ごくせん」のあと枠は意外にもヒューマンドラマらしいです…「瑠璃の島」という仮題ですが。
ち:竹野内豊がひさしぶりに熱血漢で帰ってきますね。
カ:「ヤンキー母校にかえる」が好きだったのでかなり期待してます。
ち:ヒロイン役の成海璃子ってまだ12歳らしいですね…この春やっと中学生。
カ:すごくしっかりした顔立ちで大人っぽいですね。
り:璃子たんもチェックと…。
司:金10はお馴染みのクドカンドラマ…お正月の特番で好評だった「タイガー&ドラゴン」です。
ち:正直言って僕的にはもうクドカン飽きたのであまり興味ないです。
り:クドカンといえばまたTBSの深夜枠で「池袋ウエストゲートパーク」が再放送らしいですよ。
カ:まあ何度見てもIWGPは面白いですけどね…。
司:りばてさんの注目はやっぱり「アタックNo.1」ですか?
り:えっと火10に稲森いずみ主演ドラマが決まっているんです…それも楽しみですね。
カ:あとNHKの朝のテレビ小説に本仮屋ユイカがヒロインで出演します。
司:なるほど…いずれにしても各ドラマの概要が決まったら、皆さんで期待度を語って欲しいですね。
ち:またやりましょう!
り&カ:いいですね!
司:本日は長時間にわたってありがとうございました。
是非、次回もこんな感じで熱いトークを繰り広げてくださいね。
司:それではパネリストの皆さんに大きな拍手をお願いします。
―拍手―
司:本日の座談会の感想などがありましたら、皆さんどんどんHPの掲示板の方にお寄せください。
次回以降の参考にさせていただきたいと思います。
それでは皆さん、また座談会でお会いしましょう!
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